イギリスの人気オーディション番組『Xファクター』。滅多なことでは褒めない超厳しい名物審査員(兼プロデューサー)サイモン・コーウェルが、ある参加者の歌に感涙! 意外すぎる彼の涙には、超感動的な理由があった。

同オーディションの挑戦者、ジョシュ・ダニエル(22歳)が選んだのは、R&Bプロデューサー/シンガーのラブリンスによる名バラード「Jealous」。”キミが僕から離れて幸せだってことに 心底嫉妬を覚えるよ”と歌われるナンバーで、4歳のときに片方の親が家を出ていってしまったというラブリンス自身の体験を歌ったものだ。

実は数年前に親友を病気で亡くしているジョシュ。そんな彼がこの曲を自分なりの解釈で聴き、歌うということで、サイモンも真剣な眼差しで耳を傾けているように見える。しかも、ラブリンスはサイモンが自身のレーベルからリリースしている実力派アーティストの1人ということで、審査も厳しくなるはずと思われたが…。

いざパフォーマンスが始まると、静かな歌い出しから美しい高音まで見事に歌い上げるジョシュ。会場を感動的な空気が包み込み、女性審査員は思わず号泣している。すると、仏頂面だったサイモンの眼からも静かに涙が…。そして、見事に歌い終えた彼を待っていたのは、オーディエンスからの激しい喝采だった。

収録後も、ひとりで呆然とした様子のサイモン。実は彼も最近、最愛の母を亡くしたばかりだったのだ。長い闘病生活だったそうだが、泣き友を想うジョシュの歌声が、まだ哀しみの癒えていないサイモンの心を揺さぶったのだろう。

番組の顔である”鬼審査員”が思わず感情をあらわにしてしまった瞬間に、視聴者から大きな反響が寄せられている。

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