カラスの賢さは何度も伝えているので、あえて説明はしないが、賢いだけでなく愛情も深いようだ。

 パンの切れ端を目の前にしたカラスにネズミが近づいてきた。

 ネズミもパンを食べたかったのだろう。カラスは一緒に食べようとしていたが、自分よりも大きなカラスが目の前にいては怖くて食べられない。

 一度はカラスの元へやってきたものの、すぐに逃げてしまった。

 そこでカラスは考えた。どうやったらネズミにパンを分け与えてあげることができるのだろう?

 その作戦は成功した。知恵とやさしさで1切れのパンを共有することができたのだ。

 空腹のネズミはパンに向かって走り寄ってきた。

 だがそこで気が付いた。近くにカラスがいる!

 カラスに怖気づいて逃げ出してしまった。

 カラスは一緒にパンを食べたかったのだが、ネズミの事情もわかったのだろう。そこでカラスは考えた。そしてひらめいた!

 パンをちぎってくちばしにくわえ、

 ネズミの逃げて行った方に運んで行ったのだ。

 そして一旦餌をおくのだが…

 まてよ、ここだとまだネズミは出てきてくれないかもしれない。もっと林に近い方に餌を運び、そこに置くとそのままカラスは帰って行った。

 するとどうでしょう!

 カラスの気配がないのを確認したネズミは、

 カラスが置いていったエサを食べに来たのです。

 カラスはネズミがパンを食べたがっていることに気が付き、ネズミは怖がっているので一緒に食べることはできないことにも気が付き、ネズミが逃げて行った方にエサをちぎってくわえて運び、気配を消すために立ち去ったのだ。

 すごいじゃないか!

 童話の世界の話じゃないか!

 動画はここで終わっているが、もしかしたらカラスは何度も同じ行為を繰り返した可能性もある。カラスってそういうところあるんだ。

 もしカラスが餌を残して立ち去って行ったら、それは仲間か他の動物の為なのかもしれないな。んでもって、カラスが何かを運んで来たら、それはあなたへのプレゼントなのかもしれない。

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